自分の歯をきれいにしたい!〜ホワイトニング〜

元の歯の色を取り戻すためには?クリーニング

口臭は、毒ガス?  クリーニングを定期的に !

口臭は、親しい間柄でもなかなか指摘しにくいので、自分では気付きにくいもの。だからといって無頓着では、周囲の人に迷惑をかけてしまいます。

口臭の原因のほとんどは口腔内の疾患、とりわけ歯周病です。日本人成人の85%に何らかの歯周病の症状かおるという調査報告もあり、それに伴う口臭にも気をつけなくてはなりません。

ところで、口臭には、「生理的口臭」と「病的口臭」の2種類があります。生理的口臭はほぼすべての人に認められるもので、だ液の分泌が少ない起床直後や、生理前などに強くなります。その成分は、主に硫化水素。温泉のイオウの匂いと同じ物質です。これは我慢できないほどの臭いではありません。

一方、病的口臭の主成分は、メタンチオールという物質で、非常に強い制激臭がします。このメタンチオールは、揮発性の猛毒ガスなのです。

メタンチオールを吸収してしまうと、鼻やのど、気管支などの粘膜が炎症を起こし、咳や頭痛、嘔吐などの症状が起こります。また、直接皮膚に触れた場合は、凍傷を起こしたり、目に入った場合は、目の充血やかすみなどの症状を引き起こします。口臭ほどの微量ならば、もちろんそこまでの心配はありませんが、非常に危険な物質であることに変わりはありません。何よりも恐ろしいのは、メタンチオールが「DNAを損傷させる」という報告があります。つまり、発ガン性があるということです,病的口臭のある人は、発がん性物質を口の中で製造し、それを吸っていることになります。それらは血液の中に入って全身をめぐります。

また、日本人は、欧米に比べて口臭のある人が多いという調査結果が出ています。特に、病的口臭のある人が多いことが問題です。これらは、欧米に比べて日本人は、歯科医院で定期的に歯石取りや歯のクリーニングが習慣になっていな事が原因と考えられます。

猛毒ガスの元凶である歯周病にならないためにも、歯科医院で定期的に歯石取りや歯のクリーニングを行なうことが、とても大切です。

 

ティースクリーニング  歯の表面の汚れをクレンジング

1.エアーフロークリーニング

水、もしくは水ときめ細かい粉末を高圧で吹き付けて表面の汚れを取る方法
比較的簡単にできるクリーニングです。歯の表面を傷つけずに着色物質や汚れの除去が可能です。

2.ポリッシングクリーニング

研磨剤を使用し、エナメル質表面をクレンジングし汚れを取る方法
患者様ひとりひとりのエナメル質に適した研磨剤を使い、汚れと同時に歯の表面をつるつるに磨き上げます。歯の表面は、日々の食事や飲料物の摂取により、溶解し、凸凹しています。凸凹したところに、着色因子が入り込みますので、着色が起こりやすく、歯ブラシでは除去しづらくなります。ポリッシングクリーニングでは、汚れや着色の除去とともに歯面を滑沢に仕上げることにより汚れの付着しにくい状態にします。

3.プロフェッショナルティースクリーニング(PMTC)

歯の汚れや歯垢は、歯の表面に形成されるバイオフィルム(細菌形成バリアー)に吸い寄せられて付着します。このバイオフィルムを破壊すると極端に汚れや歯垢が付着しにくくなり、汚れにくくなるばかりでなく、虫歯、歯周病にも罹患しにくくなります。ところが、このバイオフィルムは非常に頑固で、歯磨きでは取る事が出来ません。仮にようやく取ったとしてもすぐにまた形成されてしまいます。PMTCは、歯の汚れを除去しきれいにするだけでなく、この強力なバイオフィルムをも除去する方法です。
着色を取り除くことや、着色予防だけでなく、虫歯や歯周病の予防にもなります。

4.プロフェッショナルクリーニング(PMTC)+3DS

バイオフィルムは、時間が経つとまた形成され、歯垢の付着を容易にしてしまいます。しかし、このバイオフィルムの形成を阻害する作用がいくつかの薬剤に存在することがわかってきました。そこで、クリーニングと研磨によりバイオフィルムを破壊し、その直後に3DS(歯に薬剤を作用させること)により、汚れ、着色や歯垢を付着出来なくし、さらに歯科疾患の予防にも対応します。

  • 使用薬剤は、目的によって使い分けることが出来ます。例えば、虫歯予防の場合や歯周病予防の場合など。
  • 3DSを1クール行うことで、おおよそ約6ヶ月間この作用が持続します。
  • さらに効果を持続させたい場合、6ヶ月ごと、繰り返すと効果が持続します。
  • 薬の塗布は、自宅にて自分自身で塗布することが出来、とても簡単です。ホームホワイトニングと併用することも出来ます。
  • 着色を取り除くことや、着色予防だけでなく、虫歯や歯周病の予防効果を、非常に高めることが出来ます。
  • 子供の虫歯予防から、大人の虫歯予防と歯周病予防まで、幅広く、適応出来ます。